活動日誌バックナンバー

【2005年 01月】

慎重に考えたい! 学校選択制・二学期制
2005/01/31

今日、<宝塚市教育委員会・教育委員長 田辺真人>氏宛に、豊かな教育の創造をめざす宝塚市民会議(佐々木基文代表※)から請願書を提出しました。※私もメンバー
請願の内容は次の2点です。
@「宝塚市公立学校の学校選択制・二学期制等について(諮問)」について更なる慎重審議をしてください。
A教育関係者・保護者・市民に対して、詳しい情報を提供していただき、充分な論議が更にできますよう取り組んでください。
 請願の趣旨には、市民からの不安の声や情報不足との指摘などからも、今年度中の答申は時期尚早の感を禁じえません・・・とも書きました。

 市民の小さな声が教育委員会に伝わるよう願いつつ。

銃後の守り
2005/01/30

 今日は家で過ごし、久しぶり(笑)に掃除をしました。なぜかというと、床に落としたシャツに綿埃がついていたからです。情けないですが、ちょっと部屋の空気がきれいになったところで・・・原稿書きにモガク一日となりました。2月11日に予定されている近畿ブロック・母と女性教職員の会でリポーターとして発表することになっているので、その締め切りが迫っています。
 「どう働き、どう生きていくか」というテーマ。次世代育成支援計画と憲法24条の見直しの動きに焦点をしぼって考えています。

 私は先日の社会教育委員の会議で、「女性の社会進出によって・・・」と子どもの問題は女性の生き方の変化が原因だとの論調に異議を唱えました。そのとき「女は家庭を守っていればいいという声が聞こえてくる気がする、まるで、<銃後の守り>復活ではないか。」と発言したのです。
 昨日の新聞の投稿文を読んで、その言葉が出ていたのでびっくり。70才のその女性は、小学校5年のお孫さんの書き初め「思いやり」と、自分が戦争中の1944年に書いた「銃後の守り」と、夫が戦争前1940年に書いた「伸びゆく日本」とを比べ、学校教育を通して、政府のありようが透けて見えてくる。と書いておられます。戦争を挟んで三者三様の時代の文字がはっきりと浮かび上がっているとも。

 第9条とともに、両性の平等を謳った憲法24条、守りたいです。

ピースアクション IN たからづか
2005/01/29

講演会の案内

演題◆そんなにいいの? 学校選択制◆
講師◆嶺井正也 専修大学教授
日時◇2月13日(日)14:00〜
内容◆東京都で実施されている学校選択制の問題点等
主催◇一致バラばらの会   くわしくはHP参照    http://www.geocities.jp/mikishunsuke/

 今日は小林駅前で、「学校選択制についてともに考えていきましょう」と呼びかけ、この講演会のビラを配りました。
 その後プラザコムでひらかれたミーティングにも参加。少しずつ違う立場のメンバーですが「子ども」というキーワードを中心に据えて、考え行動していこうというネットワークです。今日は飛び入り参加させていただいて、いい勉強になりました。

青少年を取り巻く諸問題について
2005/01/28

 第3回社会教育委員の会議がおこなわれ、
〜子どもの居場所づくり〜について協議しました。
宝塚市の青少年施策の大綱と来年度予算案が提示されましたが、なかなか具体的な施策との結びつきがみえてきません。
 私は、市の方針として出された文中の表現が気になってしかたがありません・・・
<・・また、一方では子どもをとりまく親の生活上の問題や経済的問題、女性の社会進出等によって子どもが家庭に一人でいなければならない状況もでてきました。・・後略>
 少子化については勿論、さまざまな現在の子育て環境の悪化の原因を「女性の社会進出」のせいだとする論調には、怒らずにはおられません。
 担当は「決してそんなつもりではない」と逃げますが、表現力の乏しさには辟易。私の意見に同調してくださる委員もあり、しっかりこの委員会で話し合っていこうということになりました。

<コストが非常に増大化し問題にもなっている・・後略>
「子育てのコストパフォーマンスとは?」
神戸大学の松岡助教授が投げかけてくださったこの問いに対して、市の担当者は「政策のバックボーンを構築する必要がある」と述べました。つまり、個々の政策が並んではいるが確固とした軸がないのです。

 この子達にこんなにお金をかけて、この子達が大きくなってほんとに社会の役にたつのか?
なんて大人が思っている限り「居場所づくり」も無意味な施策になってしまいます。
 今、何をすべきか?大人が学習していく必要があります。そのためにこの会議では、大綱全体の施策を見直し、力点の付け方を提言していこうということになりました。

緑の校園庭で 夢と生きる力を育む
2005/01/27

 特別委員会の視察に引き続いて、今日は兵庫県内で小・中学校・幼稚園の「校園庭芝生化推進事業」をおこなっている明石市へ行ってきました。
 この視察は、西宮市の岩下議員・川西市の辻議員・伊丹市の川上議員と計画しました。宝塚の寺本議員・伊丹の泊議員・高鍋議員・木挽議員・高塚議員も一緒です。
 
◆事業趣旨
ライフスタイルの変化に伴い、運動不足、体力低下が深刻な問題となっている。幼児期から少年期においての豊かな遊びの経験が、以後の健康な生活を習慣づけるともいわれている。子どもたちが、遊びたくなるような環境づくり、芝生の柔らかさや心地よさと創ることにより体力の向上を図り、心身ともにたくましく生きる明石の子どもを育成するために芝生化事業を推進するものとする。
 また、保護者・地域住民の参画を得て学校園と協働して本事業を推進することによって、学校・家庭・地域が連携を深め、一体となって子どもを育て見守る気運を醸成する。

・・・なんて難しげな言葉より、訪問した二見・二見西・二見北の3幼稚園の園児たちを見れば一目瞭然。
◆怪我が減り、跳んだり走ったり活発に動き回るようになった子どもたちの変化
◆心が和む、リラックスできるなどの精神面の変化
◆トンボや鳥・蝶が増えた、気温の上昇が抑えられた、砂塵が非常に少ないなどの環境の変化
◆保護者地域住民も関心を持ち協力する体制ができたなどの地域の変化

心ワクワク! 緑の芝生の運動場
2005/01/26

★★芝生の運動場では、思いっきり体を動かすことができる

 視察2日目は、東京都杉並区へ。朝、眼を覚ますと、外は霙まじりの冷たい雨・・・子どもたちの遊ぶ様子を見に来たのに残念無念。
 まず、市役所で教育委員会施設課の方からお話を聞きました。
◆緑を大切に、環境のよい区にしていきたい◆
との願いから、当初は緑の減少に歯止めをかけ、環境的効果をめざして校庭の芝生化は進められました。しかし、今はその教育効果の高さに、担当者が驚いておられるとのことでした。
 まず、(誰もが質問する)心配な維持管理について。ポイントは3点。
@行政・学校・地域が一体となってどういう仕組みをつくっていくのか
Aきちんとしたアドバイスができる専門家の必要性
B教育上支障がでてはいけないので、現場を見て話を聞いて着実に進める

 そしていよいよ和泉小学校へ。霜が降りるおそれがある冬場は、放課後シートがかけられ、朝シートがはずされます。(5・6年生が行う)今日は雨あがりなのでシートがかけられたままでしたが、教頭先生の配慮で1/4ほど見せていただくことができました。
 芝の種類は西洋芝(寒地型芝草3種混合)なので、冬でも緑です。

 「芝生を生かした教育活動」を実践しているこの和泉小学校にどうしても来てみたかった私は、ここにくるまでに色々調べては来たのです。しかし、気づいていなかった大切なことをいきなり教えられました。それは「芝生を張った」のではなく「子どもたちが種をまいた」ということです。それがまさに★環境教育★の始まりです。それがあったからこそ、芝生の成長を観察したり芝刈りをしたり、傷んだ部分を補修したり・・・できるんだなと思います。写真は「MYしばふペットボトル大作戦」といって、それぞれの家で芝草を育て、観察。そして傷んだ箇所をそれで補修するのです。

 「芝生を生かした教育活動」もう一つの柱は体育。
★体を思いっきり動かすこと★
そう、芝生の上では運動が思いっきりできる!ころんでも大丈夫!教頭先生は「芝生の校庭はいわば全面マット」だとおっしゃいました。
 子どもたち自らが体を動かしたくなる、心をワクワクさせる、芝生の運動場にはそんな魅力がありました。
http://www.izumi-e.suginami-tky.ed.jp/

静岡市の二学期制に学ぶ
2005/01/25

 子育て・教育・高齢社会問題調査特別委員会視察第1日目。静岡市は清水市と合併し、もうすぐ政令指定都市になります。旧清水市役所は議会や教育委員会などがはいる総合庁舎に。清水市はなくなっても「清水エスパルス」や「清水の次郎長」・・なんかはそのままみたいです。ホッ

 静岡市では「子どもたちが、落ち着いてじっくり学ぶことができる時間を確保したい」、「子どもたちに、より確かな評価を伝え、より充実した指導を行いたい」という願いを実現させるための方策として、2002年度二学期制検討委員会設置、2003・2004年度の2年間にわたり、小中学校への導入についての試行・検討をすすめてきたとのこと。
 その結果、二学期制が、児童・生徒の学びの時間の確保、指導と評価の充実、特色ある学校運営の推進などのために有効であるとの結論にいたり、2005年度から完全実施することになったそうです。
 年間の授業日数は3学期制と変わらないけれど、行事を柔軟に配置したり、結果重視の評価ではなくて「途中経過をみて子どもに寄り添っていく」評価への転換などで教育効果としていく点は、大変参考になりました。そして、なにより大切なことは時間数ではなく「二学期制のよさを生かしたとりくみが必要」なのだとわかりました。
 宝塚市の学校改革審議会のなかで、そのような教育内容・教育効果についての議論は、まだなされていません。

 清水は、あたたかくて海がきれいで、富士山も見えて、いいところでした。清水駅前が近代的に生まれ変わる工事中と、説明してくださる職員の言葉から「希望」が伝わってきました。

明日から子育て・教育・高齢社会問題特別委員会視察
2005/01/24

 今日は午前中、保育所民営化についての勉強会と今後の打ち合わせ。午後は県への嘆願書原稿作成。復興住宅の独居高齢者など弱者の生活実態を知れば知るほど胸がいたみます。毎日考えこむことばかりです。
 そして、明日からの視察のための下調べ。
 子育て・教育・高齢社会問題調査特別委員会では、当初宮城県仙台市に行く予定でしたが、先方の都合が悪くなり、静岡市に変更。学校の2学期制について実態調査に行ってきます。そして、2日目は東京都杉並区和泉小学校の「芝生の運動場」を見てきます。全面芝生の運動場なんです。ワクワク♪
 子どもたちの様子や管理の方法などをしっかり教えてもらってくるつもりです。私はこの特別委員会の委員長なので緊張もしています。有意義な視察にしたいです。

市村浩一郎 国政報告会
2005/01/23

 ピピアめふで市村さんの国政報告会が行われましたので参加しました。得意の「NPO」についてくわしく語ってくださいました。憲法や教育基本法についても・・・
 印象的だったのは「政治が教育に口出しや強制したりすることはよくないと考える。」という市村さんの言葉でした。
「政治はよい教育環境を保障していくことを!」

公立保育所民営化(案)
2005/01/22

 土曜日の午後から、突然の民営化ターゲットにされた山本南保育所で開かれた「民営化案」の保護者説明会に参加しました。
 何故この山本南保育所なのか?素朴な疑問でしたが、園舎のしゃれたつくりや園庭の広さや畑に囲まれた素晴らしい環境に驚き、そしてある意味、納得。我が子が通った逆瀬川保育所の園庭の何倍あるかなあと見回してしまいました。ふと、職員室に視線を・・そこにいらしゃったのは、我が子の担任のM保育士。「Kちゃんどうしてる?」「「21才になりました」たちまち17年前にタイムスリップでした。このような保育士の経験・安定性も改めて感じた訪問でした。また、めだつところに保護者会連絡が掲げられここの保護者の意識の高さを感じました。
 子ども室と保育課の説明のあと、財政担当者から「宝塚は火の車」説明もありました。
 そして保護者から「何故保育所が一番なのか?」「コストダウンして保育の質は下がるのでは?」「民営化のコストシュミレーションは?」などの質問が多数でました・・・しかし答えはあいまいで・・・次への宿題です。
今後は、次の二つの焦点で考えていこうと思っています。
@公立保育所を選んで入所した子どもたち・保護者には突き放されたような不安がいっぱい。まわりの人も自分の問題として考えていくことができるようにはたらきかけ、当事者に寄り添っていきたいです。
A公立対私立の対立ではなく、宝塚市全体の保育の質向上をめざす、という目標で運動を広げていくこと。

辛淑玉さん講演〜難民問題と日本の教育〜
2005/01/22

 辛さんと一緒に宝塚に来てくれるはずだったクルド人のカザンキランさん親子がトルコに強制送還されてしまいました。トルコではクルド民族に対する抑圧が続いており、抵抗勢力とされたカザンキランさんは警察に拘束されたのです。最悪の事態が懸念されます。
 なぜ日本政府は強制送還を急いだのでしょうか。悔しいです。国連は彼らを難民と認めているのに、日本政府は認定していなかったのです。
◆◆問われているのは日本の社会◆
 自分にいったい何ができるだろうかと問い直したとき慄然とするばかり・・・しかし
「差別をこえて一緒に生きていこう!という闘いをどうつくっていくのか」という辛さんの呼びかけに深く頷いた私です。
 

連合兵庫 北阪神地域協議会 新春旗開き
2005/01/21

 夜は川西のアステホールで旗開き♪
小倉義彦議長のご挨拶から始まり、三田・川西・猪名川町・伊丹・宝塚各市の働く仲間と楽しく交流しました。三田・川西・伊丹各市長はじめ、梶原衆議院議員市村衆議院議員、辻泰弘参議院議員、各団体からの挨拶も続きました。
 国会のホカホカニュースも面白かったです。
★宝塚市のメンバーと意気投合♪今年も「生活者」の視点で歩みます。共にガンバ!

大阪府枚方市の学校選択制から学ぶ
2005/01/21

 午後から枚方市の西田政充議員を訪ねました。昨年度から枚方市で行われている学校選択制の実態や課題を教えていただくためです。
@全ての中学校で空き教室があり受け入れ可能。市内全域の中学校を選ぶことができる。
A通学は保護者が責任を持ち、通学費も各自負担。
B子どもや保護者・市民の意見を全く聞いておらず。全教育長のトップダウンで決定した。
C希望者の様子を検証してみると、はっきり人気校と不人気校が分かれていることもわかった。学習塾によるランク付けも半ば公然と行われているとのこと。
 「勝ち学校」負け学校」の発生・・子どもや保護者のみならず、地域住民の思いをどうケアしていくのでしょうか??
 <選んだ側の自己責任>としてしまわれる危惧も感じます。市全体の教育の底上げには決してならないと私は思います。
 そんな現状にどう対処をしていくのか・・と西田議員はうったえておられるとのことです。
 市の規模や地域性など宝塚市と違う点もありますが、大変参考になりました。
◆西田政充議員と寺本議員と議場の2次質問場所で

兵庫県知事 井戸敏三様
2005/01/21

 SCS(高齢者世帯生活援助員)制度の継続に関する嘆願書を兵庫県に提出しようと、復興住宅に住む方達が動き始めました。
 井戸知事のインタビュー記事によると、高齢者への見守り支援の必要性を強く感じていると語っておられますので、打ち切りの可能性も大きいと不安いっぱいだった時にくらべると少しホッとしています。しかし、たとえ予算がついたとしても、SCSの人員や訪問回数などが減ってしまうのではないかという心配はぬぐえません。そこで、現状を伝え、今までどおりの体制で訪問を続けてもらえるように要望することになったのです。
 その相談を受け、先日から文書内容を一緒に検討しています。今日は、安倉南市営住宅を訪ね2回目の打ち合わせに行ってきました。
 安倉南市営住宅の自治会は、MさんTさんSさんの3人が役員。 集会所で週に1回「ふれあい喫茶みなみ」を開いて、住民のつながりを創り頑張ってくださっています。
 私にできることは何か?・・・一緒に悩んで考えていきます。
◆写真はMさんとTさん(Sさんはお仕事中)
この笑顔はみんなの太陽ですね♪

市政レポート第7号を配っています
2005/01/20

 今日はレポートを配って歩きました。一人ではなかなかですが少しずつ頑張ります。
 午後からは、講演原稿準備。
 夜には末広体育館で開かれた教職員の卓球大会へ。
このような福利厚生事業はだんだん減ってきましたけれど、「明日また頑張る」ためのひとときです。
 仕事に追われる毎日。心身ともに疲労困憊。これでは、いい仕事できるはずありません。自分の生活そのものや、楽しい時間や気分転換を大切にしたいものだと思います。仲間にも自分にもそう言いたい・・1年に1度の卓球大会です。ワ〜イワイ♪
 

学校改革審議会
2005/01/19

 第5回学校改革審議会を傍聴しました。学校選択制・二学期制について、各学校のPTA対象に説明会が行われたり、「市民の意見をうかがう会」が開かれたりしたこともあって、市民や保護者の関心も高まり、今日は傍聴者が多かったです。
 審議内容は・・一言でいえば「行きつもどりつ」
しかし、学校選択制は今の教育現場の課題を解決する手段として、本当によいのか?
 また、メリットが明確ではなく、デメリットははっきりしている。だからまずデメリットを解消できなければ導入するべきではない。慎重審議を。
 賛成論者からは「現状を打破するためにその一つの方策として危険を承知で親の自己責任で・・・」というかなり過激な意見もでました。
 後半に発言された弁護士は「どうやって結論をだすのか決定の手続きが市民に明らかになっていない。本当の民主制とは、十分な賛否議論を尽くすことであり、結論を出すのは時期尚早。」と手続き面から意見を述べられました。
 次回までの宿題として「市民の意見をうかがう会」の意見集約や「教育再生プロジェクト会議」の提言や、委員の私見などを熟読してくるということになって終了しました。

 午後は、市民ネットの会派勉強会でした。
当面の課題を3月議会に向けて共通理解していこうと定期的に行っています。
 今回は「国旗・国歌の学校への強制について」と「保育所の民営化」について。・・・重い課題ですがしっかり勉強し考えていきます。

PRESS MINSHU
2005/01/19

今朝は、JR宝塚駅前で街頭行動をしました。市村浩一郎衆議院議員のビラ配りです。

◆いよいよ国会が始まります!!◆
私たちの思いを届ける代表としてガンバっていただきたいとエールをおくりました。

地震による火災発生! 避難訓練と防災給食
2005/01/18

 今日は、西谷幼稚園・小学校・中学校合同訓練を見学しました。
 中学生が消防団と一緒に消火や救急活動。女性消防士の希望者もいたとのこと。
 給食は体育館で「防災給食」
兵庫県「震災・学校支援チーム」隊員である長尾小学校のF栄養職員によるお話がありました。阪神淡路大震災から学んだ「食に関する指導」です。子どもたちは、避難所での配給の様子やそんなときの食べ物の価値をしっかり聴いていました。
 アルファ化米はお湯を入れて20分でできあがり!
地区ごとに、高学年が配膳など低学年の世話をしています。「避難所ではいつもこんなふうに並んでいたね・・」素晴らしい体験学習♪他校にも広げたい取り組みです。

「防災給食」に関する授業の言葉より抜粋・・・
★みなさんが小さかったころ「阪神・淡路大震災」という大きな地震がおきました。多くの人が亡くなったり、大けがをしました。家を失った人たちは、食べるものもなく、おなかがすいたまま、寒さに震え、悲しい、さびしい思いをしながら、学校の体育館などに避難していました。
 そんな時にたくさんの人たちが協力して、知恵を出し合い、便利な食べ物を利用して、避難所で作ったのが今日の給食のようなものです。
 悲しい思いをしていた人たちは、温かいおみそ汁を飲んで、少し気持ちが楽になりました。作ってくれた人たちの優しい気持ちが伝わってきたからです。遠くから運ばれてきた、知らない人が作ったおにぎりにこめられた、「つらいけど、がんばってね」という、応援のメッセージに勇気づけられたからです。
 多くの人の優しい気持ちにはげまされて、被災した人たちは、悲しみから一歩一歩立ち上がることができたのです。・・・・・・中略
 みなさんも、食べ物にこめられた「人の優しさ」を感じることができるようになれたら、また困っている人のために優しい気持ちで協力できる人になれたら素敵なことですね。  ・・・・・ 

ふれあい あの時・今・そして未来へ
2005/01/17

 「仁川地域震災伝承モニュメント」の除幕式が仁川小学校で行われました。亡くなった萌ちゃんは一年生でした。子どもたちは当時の校長の吉田先生からのお話を真剣に聴き入っていました。
★犠牲になった萌ちゃんたちを悼み、地域が一つになって頑張ったことを、次の世代へ伝えよう★

 仁川小から末広中央公園へ。雨がひとときやんだとき空に大きな虹がかかりました。きれい♪
消防・警察・地域防災組織・ガス・電気・電話・・災害発生時の緊急対応訓練は大規模に行われました。

 午後からは、プラザコム。
震災10周年市民同窓会「みんなでしゃべらへん?」
震災復興住宅にお住まいの高齢者やボランティアの方達の集いです。見守り支援の課題もしばし忘れ

 夜には神戸へ。震災で亡くなった「児童・生徒・教職員追悼式」に参列。
 当時神戸市立中学校2年生で同級生を亡くしたMさん。同級生が残した「人生の舵をとるのは自分」という言葉が、教師への夢を実現する支えとなったと話してくださいました。若い彼女の健気さに感動しました。
 心のなかで生きつづけるそれぞれの「大切な人」に想いを馳せ・・・未来にむかって精一杯生きていこう!

阪神・淡路大震災
2005/01/16

 宝塚市犠牲者合同慰霊式に参列しました。追悼曲演奏を心静かに聴き万感の思いを込めて献花しました。悲しい別れや辛かった経験や・・あれもこれも忘れられないことばかりです。

 午後は、ニューイヤーコンサート(ベガホール)
歌は人の心を癒やしてくれますね♪

 そして、NPOフォーラム(ソリオホール)
ーいま新しいまちが生まれるーというテーマでパネルディスカッションが行われました。
 パネラーの馬殿禮子さんのお話のなかで、震災後の子どもに対する心のケアに果たした教職員の役割の大きさを評価していただきました。
 私たち教職員は子どもたちのために頑張ってきました。それは当たり前のことだったのです。しかし、その当たり前のことを10年たって初めて認めてもらえた気がします。
 当時私は宝塚第一小学校に勤務していました。学級担任ではなく個に応じた多様な教育推進教員という加配教員だったので、避難者やボランティアや教育委員会との連絡役調整役になり、あちこち走り回りました。学校が地域の人々の生きる場所なのだとわかったのです。
 その後、子どもたちが登校してきた日の喜びは、なんともいえませんでした。あの日を思い出すたびに私は泣いてしまいます。学校は子どもたちがいてこそ学校なのだとわかりました。
 「地域とつながる学校」「心をつなぐ学校」
 これからも、こどもたちが安心できる空間としての学校づくりをめざしたい! 教師から議員になった今もめざすのは同じです。

 夕方からは、ひこばえコンサート&トーク(男女共同参画センター)
 熊和子さんの「震災時のラジオ報道のあり方と使命」には大変感銘を受けました。

地震に負けない
2005/01/16

中国・アメリカ・トルコ・インド・フィリピン教育交流団〜歓迎の夕べ〜に出席。地震の被災国として教育復興の取組みを、各国の教育関係者との交流シンポジウムが神戸で開かれます。
何度か来日され、私も教員時代から交流があったロサンゼルス教職員組合のMs.Robertaと同じテーブルで大感激。彼女はメンタルヘルス・ディレクター(子どもたちの心のケアの専門家)として活躍されており、兵庫県の復興担当教員へも助言をくださっています。
各国のみなさんとお餅つき体験で一緒に楽しみました。こんなお肌になりたいとお餅丸めにいそしむ北野です・・

震災遺児に奨学金支援を★
2005/01/15

 午後の3時間、宝塚駅前で「わかば奨学金」募金活動を行いました。
 阪神淡路大震災から10年。兵庫県教職員組合協議会では、震災で保護者を失った子どもたちに、18才になるまでの学業支援を続けています。
 色々な方々が募金に協力してくださったのでうれしかったです。なかでも、小学生が自分の財布から募金してくれたり、サッカーの試合帰りらしき中学生達がズラッと並んで次々に募金箱にお金を入れてくれたときは胸がいっぱいになりました。
 あの震災で学んだ「人と人のつながりの素晴らしさ」を今日また実感しました。ありがとうございました。

連合宝塚 新春旗開き
2005/01/14

 パーティーは苦手なのですが、今夜は気心の知れた市内のメンバーでしたので楽しかったです。
 色々社会の情勢は厳しいけれど、仲間を信じ仲間とともにがんばりたいという、同じ気持ちの「乾杯!」ができました。

宝塚市立保育所民営化計画(案)について
2005/01/13

◆10〜12時 文教厚生常任委員会協議会
◆13〜15時 
子育て・教育・高齢社会問題調査特別委員会

 いずれの会でも、社会福祉審議会の答申をうけ進められようとしている「保育所民営化案」について説明を受けました。具体的に山本南保育所(2007年)、仁川保育所・逆瀬川保育所(2009年以降)と具体的な民営化検討の対象とあがってきているのです。
 これからパブリックコメント条例にもとづいて市民の意見も広く聴いていくようですので、民営化の是非も含めた議論や動きがおこってくると思います。しかし、実際にどのような形で保護者が民営化検討のプロセスに参加できるのか?という質問には、なかなか具体的なこたえがでてきません。
 子どもにとって最善の利益である「保育の質」の保障がなにより大切です。
 そのために保護者との信頼関係を再構築し、丁寧なコミュニケーションを積み重ねていくことが必要だと要望しました。

兵教組 新春旗びらき
2005/01/12

 神戸で開かれた兵庫県教職員組合の旗びらきに参加しました。義務教育費国庫負担制度廃止・教育基本法の見直し等、教育をめぐる政治の動きが進み、課題が山積の昨今。
 宝塚市で進みつつある「学校選択制」をとってみても、そこにあるのは競争の時代。
 格差が広がることや、負け組が多く生まれることが、本当にこころ豊かな社会といえるのでしょうか。競争に勝つだけの子どもではなく、それぞれが「生きる力」をつける教育をめざしたい。もし負けたと感じても失敗しても、その子どもが立ち直ったり、力を蓄える仕組みを創りたい。たくさんの方のお話を聞いて、そんなことを感じたのでした。

★石黒マリーローズ英知大学教授と教育談義。以前宝塚の教育講演会にきていただいたことがあります。

ナチュールスパ探検
2005/01/11

 午前は会派勉強会でした。学校選択制・二学期制について、もう一度経過・情勢の確認をし、市民の意見をうかがう会の報告、今後の取組みについて議論。これからも定期的に勉強会を続けていきます。
 午後からは、依頼されていた原稿書き。

 そして夜。寺本議員と一緒に〜生まれ変わった宝塚温泉〜ナチュールスパ宝塚へ。
 金宝泉(温泉)もジェットバスもとても快適でした! 水着浴ならではの家族連れや、足の手術後のリハビリに通ってきている方もいらっしゃいました。
 一番気持ちよかったのは「露天ハーブジャグジーバス」 ブルーの光が美しくて何とも言えずスカッとしました!!夜は最高ですよ。

成人式おめでとう♪
2005/01/10

〜あなたの「宝」は何ですか〜
「宝」を大切に!!
「友人」・「恋人」・「家族」
「宝」を捜せ!!
「自分」・「人生」・「夢」

 1984年4月〜85年3月生まれの新成人、2500名をお祝いする成人式が宝塚ホテルで行われました。みんな可愛いなあ。大人の仲間入りは楽しいことばかりではないと思いますが、しっかり自分の生き方を見つけてほしいです。私も、共に生きていくパートナーとして頑張ろうと思います。
★成人式運営委員の方達とパチリ★

〜学校選択制・二学期制導入の動きを考える〜
2005/01/09

 寺本議員の未来ネット主催「学校選択制・二学期制」の学習会に参加しました。
 20数名の参加者が熱心に議論。安全。地域格差。競争による序列化。・・・保護者も地域の住民もさまざまな不安を感じています。
 教育委員会はあくまでも公正公平な立場であるべき。なのになぜ市長サイドで進んでいくのか疑問という意見も。
このままではいけない、何か動いていこう!!
その思いを共通認識できたことはよかったです。

 出初め式が行われた末広小学校の体育館に掲げられたなつかしい「友情」の卒業制作。初めて卒業させた子どもたちとの思い出がよみがえりました。
 ひとり一人の子どもたちにとって、どんな学びや出会いを創り上げていくのか。選択制について考えながら、「学校教育」の役割を問い直していきます。 


消防出初め式
2005/01/09

★人と自然がふれあう、心豊かな美しいまち宝塚★
こんな副題のついた出初め式が末広小学校で行われました。消防長の訓示や優秀消防士等の表彰があり、1年の消防活動のスタートです。
 凛々しい制服姿。火災・自然災害・病気・事故、いつも私たちの危機に備えてもらっているのだということに感謝!
 最後に末広小学校琴倶楽部の子どもたちの演奏があり、心和みました。

学校選択制・二学期制について ◆市民の意見をうかがう会◆
2005/01/08

 午前中は西公民館、午後は東公民館で行われました。学校改革審議会委員に市民の意見を聞いてもらって今後の審議に生かそうという取組みです。
 西公民館にも東公民館にも100名をこえる市民が集まり、関心の高さを実感しました。

 意見の9割は反対。賛成意見は1割ぐらい。
子どもの通学の安全に対する不安がやっぱり一番多かったです。そして学校間格差の助長・新たな差別拡大への不安・・・・しかし、地域でこどもをしっかり育てていこうという気運が高まったことは間違いありません。この気持ちを本当の力にしていけたらいいなと思いました。
 学校選択制の賛成意見に説得力がなかったことも印象的でした。
「市長の公約なんだから」
「とりあえずやってみたらどうか」
「子どもの意見をきくなんてナンセンス」
には絶句。
子どもを実験台にするな〜〜〜!!

 社会の歪みや閉塞感のなかで、子どもたちや学校が抱える課題を解決するためには、保護者・地域・学校の人と人との結びつきが今こそ必要です。選択制や二学期制でそれが解決できるとは、どうしても思えません。これからも学校改革審議会の進み方注視していきます。

 夕方からは「体育協会新年会」に参加しました。

復興の10年から 生かせる10年へ
2005/01/07

 神戸メリケンパークオリエンタルホテルで開かれた連合兵庫の新年旗開きに参加しました。
 連合兵庫の北条勝利会長のご挨拶のなかで「雇用の安定こそが人々の生活のゆとり・心のゆとりを生む」という言葉が印象に残りました。社会の安定のために雇用の創出が必要なのだと改めて思います。それが公平公正な社会の実現への第一歩となるのではないでしょうか。
 兵庫県知事は「元気な兵庫づくりをめざしていきたい。」とおっしゃっていました。

私の一押しは、オープニングの横笛演奏♪
  

宝塚市新年互礼会
2005/01/06

 昨夜、宝塚ホテルで開かれた商工会議所主催の新年互礼会に参加してきました。いつも、たくさんの人々のなかでどうしたらいいのか戸惑う私。新しい出会いを楽しむ余裕もなく、いつまでたっても慣れることができずカチカチ。ちょっとした苦行です。終わる間際に顔見知りの方々とやっと一緒になってほっとしました。
 今日も明日も・・新年の行事が続きます。

「風と夢」   谷川俊太郎
2005/01/05

どこから吹いてくるのだろう
やさしい風
むごい風
どこへ吹いてゆくのだろう
風は怒り
風はほほえむ
傷ついた大地の上に

風が夢を運んでくる
苦しみの昨日から
歓びの明日へと

誰のこころに住むのだろう
たのしい夢
つらい夢
どんな未来見るのだろう
夢は実り
夢ははじける
よみがえる大地の上に

夢が風を巻きおこす
こころからこころへと
ひとりからひとりへと

●被災障がい者を支援するNPO法人「ゆめ風基金」の歌です。
 今朝路上で偶然、福岡から子ども連れで帰省していた教え子のKちゃんに出会いました。20数年ぶりなのに一瞬でわかりあえました。うれしかった!
 看護師のYちゃんは「私の頑張り屋の細胞は間違いなく先生と母ゆずりです。」と年賀状に書いてきてくれました。ありがとう!
 今年も頑張ろうという勇気がわいてきます。

震災復興事業「高齢者見守り」存続
2005/01/05

 9月議会の一般質問でとりあげた<震災復興住宅における地域見守り支援存続>は、◆県の復興基金事業終了後は宝塚市単独での実施は困難・・との回答でした。だから、果たして県がどうしてくれるのか、私はずっと心配だったのです。
 しかし昨日の新聞によると、この事業を兵庫県一般事業として存続させることが決定したとのことです。

 宝塚市では現在6人の高齢世帯生活援助員(SCS)が活動。対象世帯数は約400軒。住宅や生活のハード面から、健康や心のケアといったソフト面まで、被災高齢者をを支えています。
 SCSによる見守り・支援がなくなると「もう誰も訪問してくれないのではないか」と不安にかられておられたみなさんに朗報です。よかったぁ〜〜〜

 これからは近隣のコミュニティーなどとのつながりも深め、住民同士の見守りができるような働きかけも行っていく必要があります。SCSにはそのためのコーディネーター役もお願いしたいものです。
 また、宝塚市も兵庫県任せにせず、当事者意識をしっかりもって支援できるようにしていくべきです。私は続けて市に働きかけていきます。

仕事始め
2005/01/04

 10時から市役所ホールで、♪市歌斉唱・市長挨拶・市議会議長挨拶など、仕事始めの式典が行われました。
 今日の新しいまっすぐな気持ちを大切にして頑張っていこうと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 年明けから、12月議会市政レポート「優しい風の吹く街〜第7号」を配っています。
 できれば一人ずつお会いして手渡したいのですが、行事もありなかなかそれができなくて申し訳ありません・・・ 

自分らしく生きる
2005/01/01

 初詣の門戸厄神で生まれて初めて手相を見てもらいました。なんにも聞かずにいきなり私の手をみて・・悲しそうな顔の占い師様・・開口一番「お気の毒だが、女の幸せはあきらめなさい。」

 ★女の幸せ★ ってなんですねん?
と突っ込みたくなる私。しかし、仕事やまわりの人のことなどズバリ当たってびっくり。ちゃんと勇気凛々の励ましももらえて無事占い終了。妙に納得の初占い初笑いでした♪


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