活動日誌バックナンバー

【2005年 08月】

9月議会常任委員会日程
2005/08/31

 昨日の議会運営委員会で常任委員会の日程が決まりました。
9月12日(月)文教厚生常任委員会14:00〜
9月13日(火)総務常任委員会  10:00〜
9月14日(水)建設水道常任委員会10:00〜
9月15日(木)生活経済常任委員会10:00〜

  今朝はJR中山寺駅で駅頭活動。その後市民からの「ポスター貼れてないよ」の電話を受け雲雀ヶ丘の現場へ急行!
・・・貼れてました・・ホッ
  お昼は市役所で教育委員会施設課とヒアリング。
明日に迫った議員全員協議会の準備と一般質問準備が重なって迷走中です。 

衆議院総選挙公示
2005/08/30

 今日から選挙戦が始まりました。

  午前9時から逆瀬川駅前での出陣式に出席。その後、友人と一緒に公営掲示板ポスター貼り作業をしてきました。(まず上を一人が押さえ下3/1シールをはがし張り付けます。そして上3/2シールをはがして下からスーッとタオルで押さえてきれいに貼ります。念のためタッカーでガチャッと固定。)分担は逆瀬川から小林にかけてのよく知っている地域なのでスイスイ進みました。手伝ってくれた友人に感謝感謝!

  お昼前には、阪急中山駅前の選挙事務所開き。候補者が昼食中、選挙カーに乗って中山台から桜台五月台方面を走りました。ちょうど雨がひどくなりレインコートを着て手を振りました。一言ひとことに責任があるので助手席でマイクを持つと緊張します。

★午後、候補者は自転車に乗って川西へと♪

  私は市役所に来て、9月議会一般質問について担当部局とやりとりです。・・・自分の質問の意図を充分に伝えるのは難しいことだと思います。小心者(の新米議員)は、職員に叱られているような気分になるときもあります。特に財政等の難しい言葉で煙に巻かれそうになると悲しくなります。しかし、めげてばかりはいられません。市民の視線で、わかりやすい言葉で考えていきたいです。

  18時から20時までは、民主党の大型街宣車に乗り込み市内を走りました。後部デッキにも激しい雨が降り込んでくる悪天候。宝塚の議員皆で乗るはずだったのに私一人になってしまって心細かったです。  
  しかしそれでも、傘の影から手を振ってくださる方があったり、車のクラクションで激励してくださる方があったりして嬉しかったです。
・・・・少しでも気持ちが通じたと感じたらそれだけで元気百倍!! 勇気100%でした。
★写真は今日の街宣車の中。メンバーとピース★

  国政と市政。どちらも大切。市民の福祉向上のためにがんばります。

9月議会一般質問通告
2005/08/29

 9月6日から始まる定例市議会。今日は質問通告とヒアリングを行いました。発言順位は4番ですので、第1日・・・9月6日(火)午後の予定です。

◆1.アスベスト対策について
@アスベスト使用の実態調査
Aロックウールなどの建材の安全性
Bアスベスト封じ込め・囲い込みなどの措置
C今後の解体工事などの安全性

◆2. 教育予算について
@義務教育費国庫負担制度
A地方交付税措置にある学校安全対策費の使途

◆3.教育環境整備について
@仁川小学校新設校舎の成果と課題
A長尾小学校建築に向けて
B各学校施設の課題解決

◆4.市立病院について
@経営改善計画の状況・今後の方針


  ここ数日、選挙に向けての活動に走り回っていました。いよいよ明日から始まります。
  また、9月1日(木)には学校選択制をテーマに議員全員協議会があります。

  選挙・協議会・9月議会・監査委員会議・・めっちゃ忙しいですが、自分にできることを精一杯やっていこうと思っています。

【盧溝橋】
2005/08/25

 ろこうきょう(盧溝橋)。中国の北京市郊外の永定河にかかる橋。1937年7月7日夜、日中両軍が衝突し、全面的な中国侵略戦争の発端となった場所。

  橋のたもとに「中国人民抗日戦争記念館」があります。抗日戦争勝利60周年。毎日1万人以上の人が訪れるそうです。
  私たちは全員で献花と黙祷。団長と大学教授と若い先生がCCTVの取材を受けました。日本人がなぜここにきたのか興味あったみたいです。

  今世紀は「人権・平和・環境」の世紀。しっかり進んで行こうと改めて決意し帰国の途につきました。

勿忘歴史  面向未来

「中南海」は静かでした
2005/08/24

◆郭沫若記念館見学。
  かくまつじゃくは文学者,歴史学者,政治家。九州大学卒で日本に10年居住。新中国の政務院副総理、科学院院長など要職。戦前戦後を通じた知日派で日中友好に尽力した人です。

◆天安門広場は本当に広い広い広場。

◆かつての紫禁城〜映画「ラストエンペラー」の即位式〜故宮は想像以上に大規模。すごかったです。

◆そしていよいよ「中南海」へ。
  ここは党や政府要人の執務兼居住地。中国共産党中央委員会や国務院が置かれるなど、党と国家の中枢です。赤くて高い壁で囲まれており、明・清代には皇帝の御苑だったとのこと。毛沢東、劉少奇、周恩来、朱徳らもここに住んだらしいです。
  中国日本友好協会理事の白立文さんのご尽力で、私たち代表団は「唐 家せん」国務委員と懇談できたのです。中日外交の中心人物で大物です。最初の握手のとき、日本語が堪能な唐さんは私に「宝塚からようこそ!」と声をかけてくださり大感激でした。
  1時間半の懇談は内容も厳しく緊張の連続でした。途中で突然ある部分だけ日本語でこうおっしゃいました。「同じ方向に向って行動し、具体的な目標を達成することを願うものです。」これは日本政府に対しての要望だったと思います。終始穏やかな口調ですご〜く説得力ありました。

  夜は「人民大会堂」での、全国総工会・中国教育科学文化衛生体育工会との夕食交流会でした。普通はなかなか入ることの出来ない人民大会堂です。中国の伝統的な演舞・歌そして宮廷料理。全員での写真もいい記念になりました。

雲の上の九寨溝空港から成都へ。そして北京。
2005/08/23

再び2500qの大陸移動。物の値段が10倍→30倍。
中日工会和平教育懇談会。天津から中国工会主席(規模の大きい日教組委員長のような感じ)が2時間かけて来られたと聞き感激しました。戦後60年の節目の年。歴史教科書や靖国神社への政府閣僚公式参拝の問題がシビアにだされ緊張。歴史を正しく認識することの大切さと、「平和教育」を両国の教育関係者が真剣に取り組んでいかなければならないと確認しあいました。

奇跡の絶景
2005/08/22

 ユネスコ世界自然遺産。チベット族の九つの村・・九寨溝。深い渓谷にある秘境。言葉にできない美しさ。湖や滝が現われるたびに歓声があがります。私は密かに、ザ・テンプターズ「エメラルドの伝説」を歌いました♪ 

小学校がありましたが、ほとんどの家では子どもを学校にやっていない。義務教育制度がないのです。一家総出の農作業や肉焼き、物売りの子どもを見ました。一人前の働き手です。
しかし、最近では「観光」で生きていくため中国語を覚える必要があり、学校に行かせるようになりつつあるとのことでした。まさしく「学ぶ」=「生きる力」です。

高山病
2005/08/21

 海抜3600メートル、気温7℃・・・成都から北へ450q、九寨溝空港は雲の上。

  あまりの寒さに震え上がりショールを2枚買う。なんと18元・・安い! 
  腰までの囲いしかないトイレも経験。

  4200メートルの峠越え黄龍へ。息苦しく頭がボーッ。空気がきれいで薄くて、俗世界の人間はフワフワ歩くしかない。頭痛ひどく酸素ボンベのお世話になりました。

蜀の都〜四川省の首都「成都」へ
2005/08/20

 8.15には.日本の店が襲われたとの情報にドキドキ。パトカーの先導でバス移動。

  四川省総工会(日本でいえば連合)と教育工会(日本でいえば日教組)の歓迎も受けました 

  上海から2000q。成都は三国志の世界。英雄、劉備のお墓・武候祠。パンダ園の視察も楽しかった。。 四川の麻婆豆腐は最高でした。

東洋と西洋が混在する港町〜上海〜
2005/08/18〜19

 近代的な超高層ビルやアジア最大のテレビ塔よりも、元のフランス租界のロマンティックな雰囲気に心惹かれた上海の二日間。
とにかく人が多かったです。

  団員総勢113名。上海市科学技術教育工会の代表者たちとの研究会から私たちの日中友好文化教育交流はスタート。夏休みで子どもたちには会えなかったけど学校訪問は嬉しかったです。
  中国の名門、上海交通大学の熱烈歓迎の横断幕にはびっくり!

無事帰国しました
2005/08/26

 昨夜遅く帰国。台風の進路が気になりましたが、北京から関西国際空港へは大丈夫でした。
  中国8日間・・大変有意義な研修旅行となりました。後日報告します。
 
  今日は監査委員会議です。

ニイハオ♪
2005/08/17

お盆のあいだ中断していた駅頭活動を再開。今朝は宝塚市川面に住んでいる市村さんの地元であるJR宝塚駅でビラ配布しました。

  私は明日から兵庫県教職員日中友好教育文化交流団の一員として中国に行ってきます。
  訪問地は、上海〜成都〜九さい溝〜北京。日中両国の教育シンポジウムに参加したり小中学校訪問、文化交流などの予定。世界文化遺産の九さい溝や万里の長城の見学も楽しみです。
  昨今、憲法や教育基本法の「見直し」、中学歴史教科書や靖国神社公式参拝をめぐって議論がなされています。この研修旅行を、中国と日本の教育事情や教育をめぐる当面する課題について考える大きなチャンスにしたいと思います。

写真は96年に中国教育工会と共同研究により編集された子ども向け副読本
「よりよい明日へ〜近代以後の日本と中国〜」

衆議院選挙にむけて ★
2005/08/16

 民主党兵庫県第6総支部緊急拡大常任幹事会が、伊丹市のスワンホールで開かれました。
  なにしろ、日程的にきつい状況ですので大変です。
厳しい選挙になります。

終戦記念日 ◆8.15反戦平和のつどい◆
2005/08/15

 東公民館で開かれた「8.15反戦平和のつどい」学習会に参加しました。今日は福岡県の高校社会科教員の住本健次さんの大変わかりやすいミニ授業でした。
テーマは
「靖国神社〜そこに祀られている人びと〜」

  明治維新達成の犠牲となって国事に殉じた人びと(朝廷側だけ)を祀るために創建された靖国神社設立の経過や、246万6000人もの人の名簿があること、明治維新の功労者である坂本龍馬は祀られているが、西郷隆盛は維新後野におりたので祀られていないなど、知らなかったことがわかりました。
  また、明治天皇に殉じて自殺した乃木陸軍大将や、病死した海軍の東郷元帥は、日露戦争での最大の功労者であっても祀られていません。政府が「戦死」にこだわっていたこともわかりました。

  そして、靖国神社が「A級戦犯」とされた人びとまでひそかに合祀したのは、東条英機の死刑執行後33年忌の1978年でした。なぜ、戦争犯罪人として処刑された人まで祀ることにしたのでしょうか。靖国神社のパンフレットには「極東国際軍事裁判は勝利者(アメリカ・イギリス・オランダ・中国など連合軍)の一方的な違法な裁判だから、その犠牲者は戦死と同じ」との判断によると書いてあります。
  今までおおまかな知識しかなかったので、今日の授業でやっと靖国神社の基礎がわかりました。私は、家族の意思には関係なく政府と神社の判断だけで決められた合祀には疑問をもつのですが、現在は民間の一宗教法人である靖国神社の存在そのものは問題ではないと思います。

  国際社会が問題にしているのは、政府の代表者が「公式参拝」することですよね。それは「さきの戦争を深く反省し・・」と言った日中友好平和条約などの約束違反であるとの考えなのです。
  首相就任時には「絶対公式参拝する」と明言していた小泉さん。今年は8月15日に公式参拝しませんでした・・・
  「靖国選挙」を避けた?との見方がありますが、どうなのでしょうか。
  また、戦後60年談話も発表されました。これは、諸外国からの高い評価を得ている1995年の村山富市首相の戦後50年の談話、いわゆる「村山談話」の内容を踏襲したものになっているようです。 

衆議院議員選挙にむけて
2005/08/14

 事務所内で作業をしたり、出来上がってきた「岡田代表と市村さんとの2連ポスター」への張り替えに走ったり・・・お盆は地道に活動しています。

子育てに優しい風の吹く街にしたい
2005/08/13

 「子育て世代の意識と生活」をテーマにした2005年の国民生活白書が発表されました。
  20〜40代で単身家庭が増加・夫婦世帯全体に占める子どものいない世帯の割合も急増。少子化が進む原因は、当初(今でもそういう意見の方もいますが)働く女性が増えたからとされていました。しかし、北欧諸国など男女共同参画型社会ではむしろ出生率が高いことからも、そんな簡単なことではないのは明白でした。
  今回の白書ではその要因を、結婚や家族に対する意識や価値観と経済・社会環境の変化が、結婚・出産・子育ての回避、先送りへとつながっているとしています。

  なにより、夫婦が理想の数の子ども数を実現できない最も大きな理由は、子育てにお金がかかることが挙げられています。さらに経済的な負担は、心理的な負担の重さと連動していきます。
  このことを私も昨年の12月議会の一般質問でとりあげました。
  若者が働きやすい環境を整えたり、子育てを支援する様々なサービスを十分におこなったり、負担軽減策などが早急に必要です。社会全体で子育て世代に対して総合的な支援をしていかなければなりませんね。(やっぱり、宝塚市の毎年の「保育料値上げ」は逆行としか)

今朝は 阪急伊丹駅で
2005/08/12

 朝の駅は、いつもよりぐっと人数が少ないようです。今の私はずっとドタバタしていて「夏休み」の感覚がほとんどないのですが、やっぱり「世間はお盆休み」なんだなあと実感しました。
  今朝のメンバーは、市村前議員・二人の秘書・多田宝塚市議・川上伊丹市議と私でした。

  そして20年前の1985年の今日は、520人の犠牲者を出した「御巣鷹の尾根」日航機墜落事故の日・・深い祈りの日です。

  駅立ち終了後は、昨日も今日も市民相談を受けました。家庭内のトラブル・生活保護・社会教育・学校教育関連〜難しい課題が多く、考え込んでしまいます。しかし、聞いてあげることで、事態は動かないとしても少しでも気持ちが落ち着かれたならばよかったと思いました。これからも一緒に考えていきたいです。

  昨日の午後は、小浜小学校・宝塚第一小学校・宝塚小学校に行って、校舎やプール等の様子を見てきました。
  立て替えられた新校舎と旧校舎をつなぐ「渡り廊下」が共通の3校です。仁川小学校と比べながら見学しました。
<第一小学校ソーラーシステム街灯&風向計>

朝の駅
2005/08/11

 今朝は川西池田駅で街頭活動。
★市村浩一郎&民主党★支持のお願いに声張り上げました。
  6区はどうなっていくのか・・とにかくあと1ヶ月頑張ります。
<写真は市村前衆議院議員と越田&多久和川西市議>

教科書採択
2005/08/10

 本日の教育委員会。傍聴者250名あまり。直接委員会を傍聴できるのは80名。その他は別室でテレビ放送。そこにも入れない人は音声のみ・・・。大人数のため抽選に時間がかかりました。
  「宝塚の教科書がアブナイ」との情報が流れていたため、会場内にはテレビ局や新聞社のカメラも入り緊迫した雰囲気でした。

  色々質疑はありましたが、「採択は宝塚市公立学校教科用図書調査研究報告書と教科書採択協議会答申を尊重してすすめるべき」との結論がだされました。

(国語・国語)   三省堂
(国語・書写)   三省堂
(社会・地理)   東京書籍
(社会・歴史)   大阪書籍
(社会・公民)   大阪書籍
(社会・地図)   帝国書院
(数学・数学)   東京書籍
(理科・第1分野) 新興出版社啓林館
(理科・第2分野) 新興出版社啓林館
(音楽・一般)   教育芸術社
(音楽・器楽)   教育芸術社
(美術・美術)   日本文教出版
(保健体育・保健体育)学習研究社
(技術家庭・技術) 東京書籍
(技術家庭・家庭) 開隆堂
(英語・英語)   教育出版 

■「つくる会」扶桑社の歴史・公民教科書は不採択でした

小池環境相・東京10区に
2005/08/10

 兵庫6区から出馬予定だった小池百合子環境相が、反対派の東京10区(亀井派)小林興起前議員の対立候補に。このニュースにはびっくりしました。小泉首相が放った刺客だとか・・・。そうすると6区はやっぱりコスタリカ方式で比例代表に回る予定だった阪上善秀氏なのでしょうかね。阪上元議員も亀井派なのですが・・・・「郵政賛成」の踏み絵あり??? 

  今朝は、逆瀬川駅で市村浩一郎前衆議院議員と街頭活動しました。
  その後、市役所で市民相談。
  午後からは、いよいよ宝塚市の教科書採択決定の「教育委員会」が開かれます。私個人としては、教育委員会から諮問された「教科用図書採択協議会」の教科書評価と審議結果を信じたいと思います。冷静に見守りたいです。

学校選択制・二学期制の行方
2005/08/09

 今日午前中は、逆瀬川の市村事務所に行ってきました。兵庫6区での立候補予定者は、小池百合子前環境相(自民)・大塚寿夫氏(共産)そして民主党の市村浩一郎前衆議院議員。厳しい闘いになることはまちがいありません。

  議論を尽くさないままの採決や、内閣総辞職ではなく首相の強権的な衆院解散には納得がいかないです。
  しかし、もう動き始めました。選挙の争点は「郵政民営化」だけでなく、年金・税制・福祉・・など人々の暮らしを直撃する課題がたくさんあるので、しっかりそれらの点をアピールし、民主党支持へつなげていきたいです。

  「小泉さんには結論しかない。議論もしないし、妥協をはかることもしない。事態を収拾することもない。」(高村薫)
  「首相はかたくなに郵政民営化にこだわり、そして、ほぼ全国会議員が反対しているのに、衆院解散を断行した。常軌を逸したリーダーシップだ。」(蒲島郁夫)

  今から私は、学校改革審議会を傍聴します。充分な議論を尽くしていただきたいと思います。

  今日の審議会もたくさんの傍聴者がありました(
写真は開始前の廊下)
議題は二学期制についてです。
  ほとんどの委員が従来の3学期制のよさを大切にしていきたいというような意見でした。目的が授業時間数の確保なら、二学期制にしなくても工夫できるのではないか。時間数確保だけでなく、教育の質を高める努力を。学期そのものより教育課程の見直しなどの教育改革が先、そのうえでの二学期制検討なら余地あるが・・。論議が充分ではなく時期尚早との意見もありました。

宝塚市 核兵器廃絶平和推進基本条例
2005/08/09

 宝恷sは1989年3月7日に「非核平和都市宣言」を行いました。

◆青くすみきった空、清らかな武庫川の流れ、緑あふれる六甲・長尾の山々……。この素晴らしい自然と明るくおだやかな暮らしは宝恷s民すべての願いです。このような私たちの願いに反し、世界では依然として、人類同士の悲しむべき争いが絶えず、しかも地球上の全生命を滅ぼすことのできる核兵器が蓄積されてきました。しかし、人類の平和への切実な願いが全世界に高まり、大きなうねりとなって、ようやく戦略核兵器の縮小や、各地域の紛争解決への明るい兆しが見えようとしています。私たちは、このようなときにこそ、戦争を、そして核兵器をなくし、世界の恒久平和を強く願わずにはいられません。ここに、宝恷sは憲法の平和精神に基づき、恐るべき核兵器の廃絶を願い、永遠の平和社会を築くことを誓い、「非核平和都市」とすることを宣言します。◆

と世界にむけて非核平和の決意を明らかにしました。

  このような認識の下に、市民と市が非核平和の基本原則を共有し協働して、市民の平和で安全な生活の維持向上に努めるため、2003年9月に宝塚市核兵器廃絶平和推進基本条例を制定しました。
  「ナガサキ被爆の日」の今日、市役所庁内で黙祷の放送がありました。私は、改めて非核平和都市宣言やこの条例の基本原則を読み返しています。これが決して紙上の文言に終わらないように・・・・・

社会教育委員の会議
2005/08/08

 今日は第2回社会教育委員の会議でした。主な協議内容は、社会教育関係団体補助金と「子どもの居場所づくり」についてでした。
  補助金については、特定の団体にだけではなく、これからは小さな団体の育ちを支援する「団体育成枠」を設けるなど、スクラップ&ビルドが必要との方向でまとまりました。
  子どもの居場所づくりについては、文部科学省の実践モデルビデオを見ました。どのように宝塚で実践していくことができるか模索が続きそうです。

  会議を終えたら・・・郵政法案 参議院で否決のニュース。衆議院解散★総選挙。真夏の選挙戦突入です。 

教育に真実と自由をとりもどす
2005/08/07

 東京都日野市にある七生養護学校の「こころとからだの学習」は、一人ひとりを大切にする学習でした。知的障がい児たちの自立のために、正しい、温かい「性教育」は必要不可欠なものだったにちがいありません。
  5月12日の裁判提訴の日に読み上げられたこの詩に原告の思いが詰まっています。
  教科書採択の日が近づくなか、教育に対する「弾圧」に改めて怒りがこみ上げてきます。
 
人形を返してください
子どもたちは人形が大好きでした
人形が登場すると、目を輝かせます
人形を抱くと、やさしい表情になります
あったかな気持ちになり、大事に大事に抱いていました
子どもたちから人形を奪わないでください

「からだ歌」を返してください
子どもたちは「からだ歌」が大好きでした
心地よいリズムのなか
先生と気持ちを通わせながら
あたま、くび、かた・・・と
からだの部位を覚え
自分のからだを実感し、大切にする気持ちを育みます
子どもたちから「からだ歌」を奪わないでください

すべての教材を返してください
分かりやすく工夫された手作り教材
子どもの一言から生まれた教材
試行錯誤の繰り返しから作り出された教材
どれも、私たちの宝物
私たちから教材を奪わないでください

何故なのですか?
子どもたちの
親たちの
教師たちの思いを聞くこともせず
実際の学習場面を見ることもせず
「不適切な教育「行き過ぎ教育」
と言い切ってしまうのは?

何故なのですか?
まるで犯人扱いの「聞き取り調査」
人形の下半身を裸にし
教師を恫喝
やくざまがいの脅し
子どもの見ている前での出来事でした
翌日の新聞には「まるでアダルトショップのよう」の文字が躍る
あなたたちは、暴力で私たちを踏みにじった

私たちは、私たちの目の前で起こった全てを
真実を、伝えていく決意をしました
教育は子どものためにあるべきと思うから
教育に自由を取り戻したいと思うから
指示、命令、処分で
言いなりにさせようとする
東京の教育のあり方に異議を唱えるために

男は国を守り、女は家を守る ★男女平等はじゃま★
2005/08/07

 「つくる会」はなぜあのような教科書をつくったのか?
その意図は?
  アメリカに従い、戦争に協力する国として体制をつくろうとしているのではないでしょうか。
  そのためには、9条や、基本的人権を制限できるように憲法を変えることが必要なのです。また、国のために命を投げ出す強い男とそれを支える女、という男女の役割を強調する必要があります。男女平等はじゃまなのです。だから、ジェンダーフリー教育や性教育への攻撃も激しく行っているのです。
 
  先日東京で、「性教育」攻撃され、教材を奪われた七生養護学校関係者とお話しする機会がありました。
  長い間かけ、保護者や地域の方々の理解を得て積み上げてきた「こころとからだの学習」を守るため、石原都知事・都教委・3都議・産経新聞社を相手に裁判で闘うことになったとのことです。
  子どもの学習権や教育の自由を侵害した「教育現場への行き過ぎた介入」には憤りを覚えます。

(宝塚市の市議会でも、兵庫県議会でも、そんな攻撃を行う議員がいますので、他人事ではありません。)

  被爆者Hさんの言葉がいまさらながら重く響きます。
「核兵器をなくし、人類を幸せにできるのは、教育とメディアしかありません。」

ヒロシマを忘れない・過ちは繰り返さない 
2005/08/06

◆秋葉忠利・広島市長の平和宣言
  「被爆60周年の8月6日、30万を越える原爆犠牲者の御霊と生き残った私たちが幽明の境を越え、あの日を振り返る慟哭の刻を迎えました。それは核兵器廃絶と世界平和実現のため、ひたすら努力し続けた被爆者の志を受け継ぎ、私たち自身が果たすべき責任に目覚め、行動に移す決意をする、継承と目覚め、決意の刻でもあります。この決意は、すべての戦争犠牲者や世界各地で今この刻を共にしている多くの人々の思いと重なり、地球を包むハーモニーとなりつつあります。・・・・・」

  沖縄・広島・長崎。
人権を制限し戦争賛美の「新しい歴史教科書をつくる会」(扶桑社版)の歴史・公民教科書採択の動き。アブナイ教科書が子どもたちをねらっています。
  宝塚では、8月10日の教育委員会で採択教科書が決められます。しっかり見届け、「平和」を守るために行動していきたいです。

監査委員会議〜仁川小学校へ
2005/08/05

 午前中は昨日に引き続いて監査委員会議でした。住民監査請求に関してのまとめの協議を行いました。

  午後から市民ネットメンバーで仁川小学校へ行って、新しい校舎内外を見てきました。
  運動場では西側旧校舎の解体が終わり、花壇などの整備が始まっていました。もうすぐ広い運動場で遊べますね。2学期が楽しみです♪

監査委員会議〜〜「郵政」特別委員会
2005/08/04

@6月分例月出納監査
(病院・水道・下水道各事業会計と一般・特別会計)
A公営企業決算審査意見書協議
B住民監査請求協議

Bは時間切れで明日に持ち越しです。
ビートルズの曲が頭のなかで静かに流れます。
Help♪

  帰宅すると水岡俊一事務所から
<本日午後「郵政」特別委員会で質問いたします。>
とのFAXが届いていました。

  夜中に参議院ホームページで審議中継を見ました。
災害対策基本法による指定公共機関である郵政公社の働きなどを例にとりあげ、国民の不安をどう解決できるのか、私たちの立場にたっての水岡さんの質問でした。竹中大臣も郵政公社総裁もオタオタするほどの鋭さ!に感激しました。
  さすが我らの代表!! ♪パチパチパチ♪
廃案めざしてがんばっていただきたいです。
(写真は8月2日参議院議員会館水岡議員の部屋)


ジェンダーの視点が未来をひらく
2005/08/03

 1〜2日の母女の会に引き続いて、3〜4日は
「両性の自立と平等をめざす教育研究集会」でした。

  午前中は、若桑みどり 千葉大学名誉教授の講演。
「戦争・女性・平和〜平和憲法を守るために〜」
  「10才の時終戦。戦後の自由な学びの喜び・なんともいえない晴れ晴れとした気持ちを忘れない(友人 大江健三郎のようにうまく表現できないけれど・・・)再び戦争できる国へと動き始めた今、もうミケランジェロなんか(西洋史がご専門)やってられない。平和・憲法に命をかける!!!」とキッパリおしゃいました。
  先日の久保田真苗さんといい、戦前を生きてきた人はすごいです。若い(お二人にくらべると)私たちは、先輩たちの熱い思いをきちんと受け止めなければなりません。
「がんばろー」

  午後はシンポジウム。
元気で前向きな研究者のお話を聴いて、大きな刺激を受けました。東京の先生との交流では考えさせられることがいっぱいありました。4日は分科会ですが、私は監査があるので不参加です。参考書をいっぱい買い込んだので帰りのリュックは重かったです。

国会〜連合8.2緊急中央総決起集会
2005/08/02

 母と女性教職員の会終了後、参議院議員会館へ。兵庫各地から来た仲間と、水岡参議院議員を訪ねていきました。
  国会は、郵政民営化特別委員会の真っ最中。国会議事堂見学の後、特別委員会を傍聴できるかと期待しましたが、人数の都合で入れませんでした。すごく残念!!

  国会見学の後は、日比谷野外大音楽堂へ向かいました。
5700人の連合の仲間が集い、ものすごい熱気です。

◆くらし破壊の大増税NO!
◆小泉政権なんかいらない!
◆郵政民営化法案は廃案に。

  笹森清連合会長のあんなに激した演説を聴くのは初めてでした。労働者・生活者の怒りが結集。たくさんの民主党と社民党の国会議員も結集。私もここに参加できてよかった。
  会場のみんなの心がひとつになった感動の集会でした。

学校改革 分科会
2005/08/02

二日目は日本教育会館。私は学校改革の分科会に出席しました。
  奈良県の講師Nさんの発表と、北海道の 母親Iさんの発表を問題提起として「母親からみた教育問題」をテーマに、ゆとり教育・習熟度別過学習と二学期制について話し合いました。

  私は、子どもにどういうが学力をつけたいか、どういう体験をさせたいかをふまえながら、兵庫県の自然学校・トライやるの取り組みを紹介しました。また、学校選択制と二学期制が同時に審議されている宝塚の現状を発表しました。両方いっぺんに!?と驚かれた方多数でした。

  助言者の教育ジャーナリスト矢倉久泰さんの「民主的市民をつくっていくのが教育の目的ではないか」という言葉が心に残りました。(市民というのは、主権者・労働者・生活者)

ベアテの贈りもの
2005/08/01

 午後の第2部「平和や平等を私たちの手で」は
映画「ベアテの贈りもの」上映でした。

  現在81才になるベアテ・シロタ・ゴードンさんが、日本の敗戦後新しい憲法草案作成の時「男女平等」の文言を加えた事実は、すでに多くの人に知られています。
  ベアテさんが憲法に書き加えた女性の人権と男女平等の条文が、戦後の日本女性の地位向上と権利にとって、どれだけ強い後ろ盾となったか、或いは、ベアテさんが提案しながら削除された条文のどれだけがその後法整備されたか。
  この映画は、ベアテさんが書いた男女平等の条文を起点にして、戦後日本の女性たちが今日までどのような地道な歩みと活発な運動を展開してきたかを検証する、いわば映画による戦後女性史のひとつです。
  感動の90分でした。その大切な憲法が今変えられようとしています。危機感のなかで憲法の原点を改めて考えさせられました。

2005年 憲法・平和・教育を守る〜母と女性教職員の会全国集会〜
2005/08/01

 新宿の東京厚生年金会館で開催された集会に参加しました。
日教組の森越康雄委員長の挨拶。
「女らしさ、男らしさで、人間らしさはどこへ行った」
第1部公演 久保田眞苗さんの
「戦後60年に平和と平等を思う」
胸を打つお話でした。

委員長挨拶一部抜粋
「女々しい」という、ひどい差別語があります。「雄々しい」と対比した言葉です。広辞苑には「柔弱である」「いくじがない」「未練がましい」とあります。でもこれは、男女に関わらず人間の弱さを意味しており「国のために死ねる人間」とは対極にあります。人間は強さも弱さも含めて人間です。まさに文学・芸術・文化はその人間の弱さに寄り添うところから出発します。戦争のできる国へ「それ行けどんどん」と勇ましい発言をする人たち、「愛国心」を国民にせがむ人たちが、男女共同参画に反対し、女性差別に熱心なのは、決して偶然ではありません。


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