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■@「障がい」者生活支援事業 ピア(=仲間)カウンセラー養成講座 | ||||||||
私は6月議会で「」付きで障害という言葉を使いましたが、今回からは「がい」をひらがなで表すことにいたしました。契機となりましたのは、7月の文教厚生常任委員会の行政視察で、福島市に行かせていただいたことです。福島市障害者支援センターの、パンフレットや職員作成の報告書のなかで、障がいのがいはひらがなが使われていたのです
。職員のみなさんの思いも聞きました。それで、自分もこだわりながら害の漢字を使うより、使わないことにしようと決めたのです。 さて、福祉行政の充実についての質問の1点目は、障害者自立生活支援センターで行われています様々な事業のなかの、ピアカウンセリングについてです。 現在の取り組み状況や成果・課題などをお伺いします。 |
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障がいのある人が、同じ仲間である他の障がい者の相談や生活支援を行うのが、ピアカウンセリングであり、気持ちがよく分かり合えることで安心するなどと、非常に有効な施策であると思いました。 これから、もっときめ細かく一人ひとりの障がいやニーズに合わせたカウンセリングが行えるようにしていってほしいです。そのためにも、障がいのある人自身のカウンセラーを育成していく必要があります。ピアカウンセラー養成のための支援をお願いいたします。自分自身が人の役にたつ働き方ができる!ということが、障がい者自身の生き甲斐になります。
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■A高齢者や「障がい」者へのパソコン講座の拡充 | |||||
次に、高齢者や障がい者へのパソコン講座の拡充についてお願いいたします。先ほどの福島市の視察でもう1つ学び取りたい取り組みがありました。それは、パソコン講座をはじめとして、様々な個々のニーズに応える対応がなされているということです。例えば、「視覚障がい者のためのホームページ利用方法の講習」「聴覚障がい者のためのパソコン教室」などが、音声入力ソフトやタッチパネル操作のシステム導入で行われています。また、在宅の聴覚障がい者を対象に、携帯電話・電磁調理器を使用し、生活情報の提供及びその活用を目的とした講習会も行われています。携帯電話は小さなパソコンですから自分の行動に合わせて持ち歩くことができます。ワンタッチボタンシステムやメール読み上げ機能など、使いやすさも追求されてきています。高齢者や障がいがある人の交流や情報交換の範囲が広がっていくのではないでしょうか。 本市でも、このような施策をぜひとも実現させていただきたいと思います。 |
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■B子育て困難な家庭に対して、福祉と教育の両面から多角的な支援をするための連携 | |||||
3番目は子育て支援についてです。宝塚市では子育て支援保育士などの支援制度も始まり。子育て困難な家庭に対する様々な取り組みが行われています。 「たからばこ」という子育てガイドや「児童虐待防止マニュアル」もできました。これからは、そのシステムがどうしたらより有効に活用できるかを考えていかなければなりません。しかし、子どもたちを取り巻く環境は、不安定な社会や経済状況のなかで、私たちの予想をはるかに超えるスピードで変わり、より複雑になっています。 そんな、子どもが直面する困難な問題に気付きやすいのは、やはり、日々子どもとともに過ごしている教職員です。しかし、子どもの日常のなかで異変に気がついたとき、福祉の立場から、どのように関わっていったらよいのか、今の学校現場では学ぶ機会がほとんどありません。関わり方を誤ると、<子どもの命>に危機が迫らないとも限らない重要な問題です。子育て困難な環境にいる児童・生徒や保護者に対して、教育と福祉の両面から多角的な支援をするために、現場の教職員が学習できるような計画はあるのでしょうか。研修や情報交換の場に積極的に出席できるように連携をとっていただきたいです。子どもに関わりのあるまわりの大人がネットワークを作り、子どもの人権を守っていくことが大切です。 |
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■C右岸地域の児童館新設及び既存施設の開館時間延長 | |||||
市内には現在、高司・安倉・中筋・御殿山の4つの児童館と、大型児童センター(フレミラ宝塚)があります。その中で中学生などの年長の子どもが利用しやすいように作られたところはフレミラだけです。宝塚市の大きな課題である教育問題を考えると、どうしてももっと子どもの居場所が必要ではないでしょうか。 とかく、無関心・無気力・無感動の世代ととらえがちですが、時間と空間と仲間という三つの間を用意すれば、燃焼するエネルギーを秘めているのが中学生です。居場所プラスそういったチャンスとしての活動支援も行っていかなければなりません。そのために、新たな児童館作りや、既存施設の開館時間延長を検討していただきたいと思います。 |
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