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■@市役所庁内情報システムネットワークについて | ||||||||
最初に、市役所庁内情報システムネットワークについてお伺いいたします。 2003年11月21日にNTTコミュニケーションズより発表された企業のセキュリティに対するトラブル経験調査では、「ウイルスやワームに感染」が62%でトップでした。さらに、セキュリティに対する不安を72%のユーザーが感じているとのことです。 さる11月14日に市役所庁内のパソコンがウイルスに感染しました。庁内情報ネットワークシステムにおける、そのときの状況・市民への影響についてお伺いいたします。また、その原因の究明と対応も併せてお答えください。 8月に全国でブラスターウイルス感染の被害が出ました時のことですが、その前から議員のパソコンに何十通という大量のウイルスメール警告が送信されてきていました。その都度削除をしていましたし、庁内への感染の心配はないから安心するように情報課よりお聞きしました。ところが、市役所と自宅と数回文書のやりとりを行ったあとに、私の自宅のパソコンがブラスターウイルスに感染して機能しなくなってしまったのです。果たして関係があったのかどうかわかりません。しかし、今回の感染前も感染後もまたまた大量のウイルスメール警告が送られてきているのです。こういったことは、私のようにITの知識がない者にとっては大変不安なことです。そこで、市民の不安解消のためにどのような対策がたてられたのか、今後の方向も含めてお伺いいたします。 |
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庁内ネットワークシステムについては、有効活用が充分図れるように、職員へのIT研修を今後もすすめてほしいと思います。 |
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A 学校における情報管理体制の整備について | ||
次に、市内の各学校における情報管理体制の整備についてお聞きいたします。 現在、学校における情報は、学校として一括に管理されていたり、個人が作成した資料・文書にあっては個人が管理していたりと、情報の管理者がまちまちではないでしょうか。また、その管理方法も、文書であったり、フロッピーディスク・ハードディスクであったりと多様です。 そのうえ、最近はインターネットなどの情報発信手段により、ホームページなどの形で保護者や地域住民及び不特定多数の一般社会に、学校情報を発信する学校もあります。 子どもたちを通して学校にはさまざまな情報が集まってきますし、日々新しいデータも発生してきます。 阪神間では、市職員をよそおって学級名簿の聞き出しを狙う被害も、相次いで発生しています。 今、改めて、学校の組織的な情報管理の必要性を感じるところです。そこで、学校における文書管理の体制・PCデータの管理体制・管理者など、その現状をお伺いいたします。 |
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2001年4月、宝塚市情報公開条例と宝塚市個人情報保護条例が制定されました。「知る権利」の保障と、個人の自己情報コントロール権・プライバシー権を保障したこのふたつの条例は表裏一体の関係にあるといえます。学校にはこれらの条例の適用を受ける情報が数多く保有されているため、学校における情報管理がますます重要になってきています。さらに、その情報を適切に活用できるようにデータ提供していくことも求められます。現在、そういった情報管理のガイドラインはどのようになっているのでしょうか。 そして、残念ながら、まだまだ教職員の情報管理に対する意識は低いと言わざるをえめせん。一人ひとりが情報ガイドラインを周知し、意識向上を図らねばならないと思います。そして。情報リテラシーといった言葉で表されるように、情報を的確に判断し処理する能力を身につけて行くことも重要です。教職員のIT研修の必要性について見解を求めます。 |
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Bメディアリテラシー教育について | ||
三番目に「メディアリテラシー教育」についてお伺いいたします。 これからの時代は、ネットワークコンピュータが普及し、情報通信ネットワークやマルチメディアが当たり前化する時代です。教育においてもネットワークコンピュータの導入が本格化されてきました。ここでねらいとしているのは「メディアリテラシーの育成」です。メディアリテラシーとは、メディアを利用する技術や、伝えられた内容を分析する能力のことです。これからの時代の「読み書き能力」といってもいいかもしれません。そんな今、学校教育において「メディアリテラシーの育成」が課題化されてきています。 このような時代において、これらのメディアを利活用する能力を欠くことは、大きなハンディキャップになります。また、このような時代の中で成長していく子どもの感性も、今までと同じではあり得ないはずです。 そこで、学校へのネットワークコンピュータの導入の状況・教育的目的・今後の計画などをお伺いいたします。 |
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メディアリテラシー教育について、さらにお伺いしたいことは、パソコン導入が学校現場が今抱えている教育課題を解決するためにどう使われるのか、解決のためのツールになるのかどうかということです。 私は、まず授業を「分かるもの」にするために、学校を少しでも「楽しい場所」にするために、コンピュータやインターネットは利用されるべきではないかと思います。 重ねて申し上げたいことは、インターネットの拡大や放送のデジタル化など、情報があふれる現在。情報の中でもテレビが私たちに与える影響は、格段に大きいものがあるということです。しかし、それが未来に不可欠なものであるならば、避けることなく真っ正面から「情報を見極める力」を子どもたちの身につける必要があります。そうした中で自分の考えをもち、あふれる情報に流される事なく確かな人生を生きていける判断力を養うことが教育に求められています。そのような力をつけるための教育の方向はあるのでしょうか。 次に、メディアリテラシー教育をもう一方ちがう面から考えてみたいと思います。 近年、子どもたちの間には急速に携帯電話やパソコンが普及し始め、それに伴って小中学生を含む多くの未成年が気軽にネット社会に参加しています。 インターネットの世界では、古くからスパムメールやジャンクメールと呼ばれる迷惑メールが存在します。商業的な広告宣伝、勧誘などのダイレクトメールをはじめとして、政治や宗教的宣伝メール、いたずらや嫌がらせのメール、不幸の手紙のようなチェーンメールなど、受信人の意思に関わらず一方的に繰り返し送りつけられるメールがそれに当たります。現在、電子メールが利用できるのは、インターネットに接続されたコンピュータだけではありません。今や電子メールの主役は携帯電話へと大きく広がっています。そして残念なことに、迷惑メールを完全に防ぐ対策はない現状です。 迷惑メールの問題はさまざまな危険な要素をふくんでおり、出会い系サイトを通じて犯罪に巻き込まれることや、Q2サイトを通じた不当な料金請求など、どれも複雑で深刻です。 子どもたちは日常身近な人から危険を感じることがないため、ネットを通じて人と会うことを、場合によっては気軽に考えてしまいます。そしてそこには、暴力や薬物・病気などにつながる多くの問題が潜んでいます。 このような状況であるからこそ、今大切なことは子どもたちが現実に関心を持ち、何が問題なのかを見抜き、それにチャレンジすることであると私は考えます。 このようなインターネット・トラブルから子どもたちを守るための教育・またルールやマナーを学ぶ機会の必要性をどうとらえていらっしゃるのかお伺いいたします。 |
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