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1. |
里山林を守るために |
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本年4月に、宝塚市住民自治組織のあり方に関する調査専門委員による「宝塚市住民自治組織のあり方に関する報告書」がだされた。
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1) |
長尾山系や六甲山系のナラ枯れ被害増大の現状と原因は |
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(市長) |
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ナラ枯れはカシナガキクイムシが、ナラ類、シイ・カシ類の樹木に集団穿入することにより枯死する樹木の病気である。今回の拡散は燃料革命によって放置されてきた薪炭樹の大木化・高齢化が背景にある。
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2) |
対応策は |
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(市長) |
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被害木の多くが未整備の山林に散在しており、人的・経済的な問題から、有効な防除は難しい。
ハイキング道沿いや公共の場所における枯れ木駆除など安全対策に重点をおく。
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2次質問 |
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<市民活動>
ナラ枯れが山間部から市街地にも広がることを心配するが、本市での市民活動は。 |
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(都市安全部長) |
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都市公園や都市緑地においても被害を確認している。市は「北雲雀きずきの森きずな会」と管理協定を締結。里山自然林の保全とナラ枯れ伐採にも協力いただいている。 |
北野意見 |
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猛毒キノコの発生やスズメバチが集まる危険性が高まる。被害をくい止めるにはマンパワーと粘りが必要。市民活動への支援金増額を強く求める。 |
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2. |
「障がい者スポーツ」について |
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リオ・パラリンピックを見て、様々な競技の選手の頑張りに感動した。障がいのある人が スポーツに取り組むことができる環境を広げることが大切。現状と今後の目標は。
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(教育長) |
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本年1月「市障害者スポーツ協会」設立。指導者養成やボランティア確保にも取り組み、既存の公共施設などの優先使用も検討する。
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北野意見 |
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誰もが楽しめるスポーツとして工夫された種目が多いので、用具の整備などしっかり支援を求める。 |
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3. |
「夜間中学」(中学校夜間学級)について |
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戦争や貧困、無戸籍、不登校など 様々な理由で 義務教育を受けられなかった人は、現在、全国に100万人以上いるとされる。
また、学齢を超過した外国人も、日本で生きていくための日本語や知識を学びたいと希求している。
しかし、公立の夜間中学を設置する地域は、8都道府県で学校数は31校、生徒は1849名に留まり利用機会の不足が浮き彫りになっている。
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1) |
2015年7月文部科学省より、「形式卒業者」であっても、改めて中学校で学び直すことを希望する人を、積極的に夜間中学への入学を認めることが望ましいとの通知があった。この夜間中学の門戸拡大についての見解は。 |
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(教育長) |
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本市の中学校では夜間学級を設置していないため、尼崎市立成良中学校琴城分校を案内しているが、中学校既卒者は入学できない状況にある。
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2) |
本市の夜間中学通学助成等の現状は。 |
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(教育長) |
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就学援助制度はあるが、学校運営費用の負担は行っていない 。
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3) |
県内の夜間中学に係る行政間連携は。 |
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(教育長) |
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宝塚市民の受け入れについて協議し連携するよう努める 。
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4) |
広報や相談体制はできているか。 |
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(教育長) |
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教育総合センターにおいて全般的な教育相談を実施 。
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2次質問 |
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県内の夜間中学は3校しかない。今後の対応は。
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(管理部長) |
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ひとつの対応は、県教育委員会に対して、夜間中学を設置している自治体と設置していない自治体の調整を依頼すること。
ふたつ目は、広く阪神間の受け入れを行っている尼崎市に対して、阪神各市が連携して、かつ、学校運営の費用負担も含めて協議し、引き続き受け入れをお願いするものである。 |
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4. |
公共施設のトイレについて |
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1) |
トイレの問題は健康問題であり、生き方に係る人権問題である。既存のトイレに不自由を関している人々とともに「多様な人がトイレを使う」という事実に想像を巡らせ解決してほしい。本市の「みんなのトイレ」のさらなる拡充を求めるがどうか。 |
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(市長) |
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多目的トイレは施設の建て替え時に対応していく。
また、誰もが安心して利用しやすくなるよう多目的トイレのサイン表示の整備を進めていく。
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2) |
市内学校園トイレにおいても、子どもたちの健康と人権を守る観点からトイレの抜本的改善が急務である。 |
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(教育長) |
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学校間でトイレ環境に格差が生じているそれぞれの学校園の状況に応じた改修方法を検討した。
国の交付金の動向を見極めながら、できる限り早期に実現を図っていきたい 。
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