| 赤川次郎さん | - 2012/04/16
- 土曜日の朝日新聞声欄に、作家の赤川次郎さんの興味深い投書が載っていますよ・・・と教えられ早速読んでみました。
●橋下氏、価値観押し付けるな 「・・・それにしても生徒のためのものであるはずの卒業式で、管理職が教師の口元を監視する。なんと醜悪な光景だろう!橋下氏は独裁も必要と言っているそうだが、なるほど「密告の奨励」は独裁政治につきものである。 府知事時代、橋下氏は初めて文楽を見て、こんなもの二度と見ないと言い放ち、補助金を削減した。曰く「落語は補助金なしでやっている」。舞台に座布団一枚あればいい落語と、装置を組み、大勢の熟練の技を必要とする文楽を一緒くたにする非常識。客の数だけを比べるのはベートーベンとAKBを同列にするのと同じだ。文楽は大阪が世界に誇る日本の文化である。理解力不足を棚に上げ、自分の価値観を押し付けるのは、「力強い指導力」などとは全く別物である。 過去に学ぶ謙虚さを持ち合わせない人間に未来を託するのは、地図もガイドもなく初めての山に登るのと同じ。一つ違うのは、遭難するとき、他のすべての人々を道連れにするということである。」
個人の心の自由、表現の自由、生き方の自由、多様であることの自由を認めないとする政治姿勢。 民主主義も教育も芸術も「白か黒か」の結論・結果がすぐにでるものではないのに、結果を求め急ぐばかりの激しさ。 自分に従わない者は切り捨てる冷徹さ。 きちんとNO!と言わなければならないと思います。 投書の内容とともに、名の通った作家の赤川さんが、あえて一般の人として投稿された心意気にも共感しました。
リーダーには、物事を幅広く捉える知恵の深さと品性が必要ではないでしょうか。 | |