２００４年３月本会議

議会報告　２００４年３月　定例市議会報告

３月議会は、市長の２００４年度施政方針演説から始まり、それに対する代表質問・常任委員会と続き、予算案審議が行われました。

　　少年自然の家を日帰り施設に変える条例が提案されたことはとても残念。施設整備や人員の確保ができればもっと利用者も増えるだろうし、素晴らしい自然環境も生かせるのではないかと思います。キャンプカウンセラーと子どもたちの心のふれ合いなど、街では得難い体験の場でもありました。そうした私の意見に対して、教育長から「これがこの少年自然の家の最終形というわけではない。新たな投資もいずれ必要と考える」という答弁があったことが救いでした。

5/2リニュアルイベントが行われました。詳しくは

◆	不審者対策は社会の問題。地域社会の対策重視を要望
◆	「宝塚市子どもの権利条例」制定実現に向けて、きちんと
	「子どもの声」を取り入れて進めてほしい
◆	虐待について、早期発見や対処も大切であるが、その前に
	虐待がおこらないようにする子育て支援こそ必要。
	また、その後の見守りや立ち直りのサポート強化を！
	委員会副委員長を務めました。

◆	手塚治虫記念館「鉄腕アトム着ぐるみパフォーマンス事業」
	館外にも積極的に出て効果を！
◆	委託料ばかりがふくらんでいる（５３億円）。内部職員の
	レベルアップをはかることが必要！
◆	公立保育所運営費の一般財源化の方向に対して、
	保育水準の切り下げや保育の公的責任の低下に
	つながらないように！
	「子どもを大切にする施策を」と訴えました

◆◆◆

	１２月議会、３月議会に出された請願の趣旨を汲んで、福祉部門や朝鮮初級学校補助金カット中止など盛り込んだ修正案（地域児童育成会有料化の先送り・市立保育所値上げ中止・児童福祉施設入所児や私立保育所・原爆被害者の会への助成金維持など）を可決。一般会計予算から４６６０万円の減額です。修正部分以外の原案には賛成し、これも可決
	しかし市長は議会の議決に異議を唱え、やり直しを求める「再議」要求。２５日の本会議で修正可決された予算は、３０日の臨時議会で再び採決。３０人の議員中１８人が賛成しましたが、２／３以上の賛成を得ることができず否決。残念です。結局、予算は原案どおりとなりました。ところが、実は採決前に市長から「予算執行時に修正案の内容に近づける」との調整があったのです。その妥協案内容は修正案とわずか１０００万円ほどの差。それならばなぜ修正案を受け入れることや、事前の微調整ができなかったのか？？？　　議会と市長の信頼関係を再構築する必要があると思います。
	3/25　市長が再議要求～
	3/30　臨時議会で再び採決へ

幼稚園教育審議会の委員のひとりとして、この答申を導き出すことができて本当にうれしかったです。

勉強会参加や視察を通して考えました

今回の議会請願に関わった団体～朝鮮初級学校のオモニの会・宝塚の保育所の保護者会・・・などの女性たちと、６人の女性議員で懇談会をもちました。
　修正案を通せなかったために、保育料の値上げや療育園児への助成金カットを止めることはできず残念でしたが、これからもつながりをさらに強めて「子どもたちの育ち」について考えて合っていきたいと思いました。

このようなメールもいただきました

育成会の有料化を定める条例案の審議。
利用料８０００円を４０００円にし、実施を半年遅らせるという修正案を提案しました。「無料だったものが８０００円になるのは市民にとって激変であり、緩和措置が必要」と私が代表して反対理由を説明しました。無事に可決されたときにはホッとして、そして汗がどっとでました。修正案提出という初めての経験にビビッた北野。



		◇◆◇ひよこ共同保育所へ◇◆◇ ここは保育士と保護者による共同運営の保育所です民家を改造して造られた保育室では、一人ひとりの子どもたちにちゃんと合わせて、温かい愛情あふれた保育が行われていると感じました。

☆みずおか俊一を励ます会にご入会ください。 ☆兵庫県内の知人・友人・ご親戚の方々をご紹介ください。
	☆参議院議員予定候補みずおかさんと街頭活動☆

（後　記）
　市議会に送り出していただいてから早１年・・・。
　議員という仕事についてまだ十分理解できていない自分を反省しつつ、「人の役に立ちたい」という思いはつのるばかりです。
　この仕事を通して、社会を見たり感じたり考えたり対処したりすることができるように、知識とスキルを磨き、体験を積み重ねていきたいと思います。これからもご指導ご助言くださいますようよろしくお願いします。

議会報告バックナンバー
２００４年３月　　～　本会議
　２００３年９月　　　～　本会議
　２００３年５月２１日～　本会議
　２００３年１２月２日～　本会議

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